ガイド · 読書習慣
続く読書習慣のつくりかた
無理をせず、読書を毎日のことにする7つの小さな工夫。
もっと本を読みたいと思う人のほとんどは、もともと読書が好きです。足りないのはやる気ではなく、1日のなかに読書の居場所があること。読書習慣とは、その居場所のことです。長く空けておけば、使うかどうかをいちいち決めなくてよくなります。
1. 毎日の目標は、小さすぎるくらいに
はじめのうち、目標の役目はただ達成されることだけです。10ページか15分で十分。読み始めれば、たいていの日はもっと読みます。読まなかった日でも、自分との約束は守れています。その「約束を守れた」という感覚こそが、習慣をつくる材料です。
目標を上げるのは、2〜3週間らくに達成できてから。それより前は上げないこと。どこから始めればいいかわからなければ、1日何ページ読むかのガイドが参考になります。
2. いつもしていることに、読書をつなげる
習慣はきっかけがあると定着します。「今日どこかで読もう」ではなく、毎日すでにある時間を選びましょう。
- 朝いちばんのコーヒーやお茶のとき、
- バスや電車のなか、
- 昼休み、スマホを見る前に、
- ベッドで、1日の最後のスクロールのかわりに。
ひとつ選ぶだけで大丈夫。毎日同じ時間のほうが、完璧な計画より効果があります。
3. その時間が来る場所に、本を置いておく
意志の力より、手間の少なさが結果を決めます。本は枕の上に、かばんのなかに、ケトルの横に。電子書籍やオーディオブックはタップひとつで開けるように。その瞬間、読まないより読むほうが楽なら、あなたは読みます。
4. 記録は、気軽に
進み具合が目に見えると、静かなやる気が湧いてきます。カレンダーに並んだ読書日を見ると、もう1日足したくなるものです。そして事実も見えてきます。思っているより読んでいること、そして途切れたときには、それがいつだったかも。
記録は数秒で済ませましょう。ページを記録したら、次へ。1分以上かかるようになると、記録は面倒な作業になって、いずれやめてしまいます。
5. 連続記録は、責めるためではなく背中を押すために
連続記録は役に立つ数字です。疲れた夜、「12日連続を途切れさせたくない」という気持ちが、10ページを読む理由になることもあります。でも、1日休んだだけで自分を責めるような連続記録は、すべてを投げ出させてしまうこともあります。
だから、1日休んだらどうなるかを先に決めておきましょう。答えは「何もない」です。連続記録はまた始まり、明日は新しいスタート。最長記録はずっとあなたのものです。BookWorm では、目標を達成した日ごとに連続記録のワームが1節伸び、1日休んだあとのリマインダーは「また新しいスタート」と伝えるだけです。
6. どんな形式でも数える
紙の本でも、電子書籍でも、オーディオブックでも、すべて読書です。今週、散歩中に聴くことで本から離れずにいられたなら、それも数えましょう。ひとつの形式しか認めない習慣は、旅行に出た最初の週に途切れてしまいます。
7. 読み切るか、手放すか
開くのが憂うつな本は、習慣を何週間も止めてしまいます。その本には公平にチャンスをあげて、それでも合わなければ、閉じて読みたい本を始めていいと自分に許しましょう。どんな1冊よりも、習慣のほうが大切です。
最初の1週間
- 毎日の時間をひとつと、小さな目標をひとつ選ぶ。
- その時間が来る場所に、本を置いておく。
- 読んで、ページを記録して、好きなところでやめる。
- 週の終わりに、読んだ日を振り返る。目標はそのまま、もう1週間続ける。
BookWorm のリマインダーは1日に多くてもひとつ、お昼どきだけ。連続記録が途切れそうなときに限り、夜にもう一度だけお知らせします。すでに読んだ日には、何も送りません。